パソコン業務にはタイピングがつきものです。
資料を作るときも、文章を書くときにもタイピングのスピードが作業の早さを決める要因になるでしょう。
しかし、パソコンを触り始めた方にとってはタイピングはなかなか速くならず悩む方もいるのではないでしょうか?
実際私も、パソコンを使うようになってすぐはタイピングが超遅かったためどうすれば速くすることができるのかいろいろ調べました。
そして、知った方法の中で、私が試してみて本当に役に立った方法や知識のみを紹介していきたいと思います。
- タイピングが早くできるようになりたい
- パソコン作業のスピードを高めたい
- タイピングの効率的な練習方法を知りたい
- ドヤ顔でキーボードをカタカタしたい
今回紹介する方法を知っていただき実践してもらうことであなたのタイピング速度は今より確実に向上することでしょう。
そして、タイピングスピードがアップすることで日々のパソコン業務のパフォーマンスが上がり、結果として仕事で良い成績、評価を得ることができる可能性もあります。
そうなると給料のアップも期待できますね。ぜひ取り入れてみてください。それでは本編へ行ってみましょう!
タイピング練習方法10
まずは結論ですが、タイピングのスピードを上げる方法は以下の通り。
以上の10個のノウハウを意識することであなたのタイピングスピードはどんどん上達していき今よりも文章を書くスピードや入力のスピードが上がっていくでしょう。以下で一つ一つ解説します。
1.ホームポジションを覚える

1つ目はホームポジションを覚えるということです。ホームポジションとは、パソコンのキーボード入力をするときの基本的な指を置く位置のことです。
このホームポジションはパソコンのタイピングが最も効率的に行える指の位置であるため、この位置を意識しておくことでタイピングを速くするための基本姿勢を一つクリアできることになります。
そのホームポジションですが、お手元にキーボードがある方は一緒に指を載せてみてください。
左手を置く位置
- 人差し指=「F」
- 中指=「D」
- 薬指=「S」
- 小指=「A」
右手を置く位置
- 人差し指=「J」
- 中指=「K」
- 薬指=「L」
- 小指=「;」
そして両手の親指はスペースキーの上に置きます。個人的に一番重要だと思うことは両手の親指がスペースキーにあるということです。
私は現在ホームポジションを意識してタイピングを行っておりますが、最初の頃に親指をちゃんと意識できていませんでした。そのため今でもたまに親指が浮いていることがあるので気を付けるようにしております。
あなたは初めから親指をスペースキーにしっかりとセットしておいてくださいね。
2.あ・い・う・え・お(母音)から覚える

2つ目の方法は母音であるあ・い・う・え・おの位置から覚えていくというものです。
なぜこの5つを覚えるのかということですが、結論として使う頻度がほかのキーよりも高いからです。
大体の文字をローマ字入力する際には、ほぼといっていいほど母音を入力しますよね?
つまりおよそ2回に1回は母音を入力していると考えられます。
という計算です。(笑)まぁ実際は2倍まではいかないかもしれませんが母音をマスターすることでタイピング速度の大幅なアップができることは確かでしょう。
そのため初めのうちにあ・い・う・え・おの5つのキーを抑えておくことが効率良くタイピングスピードを上げる方法となります。
3.お気に入りのキーボードを使う

3つ目の方法はお気に入りのキーボードを使うようにするといったものです。
「なんだかタイピング速度が上がることとあまり関係ないような・・・」そう思った方は多いのではないでしょうか?
まぁぶっちゃけ直接の関係はあまりないかもしれません。
しかし間接的な部分で自分の好きなキーボードを使うことがタイピング技術のアップにつながるんです。その効果としては、パソコンへ対するモチベーションが上がることです。
きっとタイピングがうまくなりたいと考えて私の記事を読んでいるあなたはパソコンに対するモチベーション高いと思います。
タイピングは日々練習を重ねることが上達への近道です。継続が肝心なのです。しかし、物事を続けるというのはなかなかに難しく挫折してしまう人は後を絶ちません。
その大きな問題である継続という課題を自分のお気に入りのキーボードを買い、使うようにすることでクリアしようという考えです。
キーボードの選び方としては以下の通り。
- 自分の好きなデザインのものを選ぶ
- 自分が使いやすいものを選ぶ
- 知名度の高いものを選ぶ
予算も予め考えておくと価格から選ぶこともできるでしょう。
ぜひ自分に合ったキーボードを見つけてタイピングのモチベーションを高めて上達への道を歩みましょう。
ここでお気に入りのキーボードを使うメリットについてまとめます。
パソコンによってキーボードも変わってきます。例えばキーの大きさ、間隔、押し心地などパソコンが変わるとタイピングのスピードが普段よりも下がってしまうなんてことも起こります。少なくとも私はなりました。(笑)
そのため外付けのキーボードを使用することで家でも会社でも同じキーボードを使うことができ、結果としてタイピングのスピードの低下を防ぐことができます。
デメリットとして毎回持ち運ぶのに荷物になるという点があがります。しかし、例えば安価なキーボードなら同じものを二つ購入し、会社と家で一つずつ使うという解決策もあります。
これで荷物になるデメリットは無くなります。
ということで一つ目のメリットはいつも同じキーボードを使うことができるでした。
2つ目のメリットは自分に合ったキーボードを使うことができるというものです。
一つ目と被る部分もありますが、重要なところなので紹介します。
キーボードが自分に合っているかは非常に大事です。例えば自分の指が大きければキーの間隔は広い方が押しやすいです。
キーの間隔が狭いと指が大きい方は隣のキーを一緒に押してしまいミスタイピングが増えてしまいます。
一方で指の小さな方が感覚の広いキーボードを使うと、ホームポジションを保つのが大変になったり、指を動かさないといけない範囲が多くなり、結果的に疲れやすくなってしまうなどのデメリットがあります。
外付けのキーボードを買う際に自分の指が大きいのか小さいのかよく理解したうえでレビューなどを参考に購入するのが良いと思います。
そうすることで使いやすいものを長く使うことができ、結果的にコスパもよくなるでしょう。
そして3つ目がモチベーションアップというメリットです。
これはタイピングの上達についてはなかなか重要な部分になってきます。
外付けのキーボードには多くの種類があり、デザインも様々です。そのため使用感も大切ですが、見た目にもこだわることができます。
シンプルなデザインから、ギラギラ光るゲーミング仕様のものまで。
さすがにゲーミング用を会社に持っていくのはお勧めしませんが、自分の好きなものを使うというのは本当に大事です。
タイピングの練習を継続するために外付けキーボードの見た目にもこだわってみて下さい!
ここまででお気に入りのキーボードを使うという方法を解説しました。
自分の好きなキーボードを使うことでタイピングの練習がはかどるため、上達のための方法として抑えておいてください。
「とにかく一番安く、外付けキーボードが欲しい!」っていう人は、コチラの記事でコスパ抜群の外付けキーボードを解説しているのでぜひ参考に。
4.最初は速さより正確さを意識する

4つ目の方法として、練習時にはタイピングの速さよりも正確さを優先して練習を重ねることがあげられます。
タイピングというと超高速でキーボードをカタカタやっているようなイメージが強く、練習をする際にもひたすらに速さを追い求めるような練習法を行う人もいます。
でも、実際にはまずはちゃんと正確に文字を打てることが最重要です。
もしもあなたが人を雇うとしたら速く打てるけど、ミスタイピングだらけという人に仕事を任せたいと思いますか?
それならまだタイピングは速くはないけど仕事が正確な人を雇いたいと思うでしょう。
もちろん速くて正確であることに越したことはありません。しかしミスがあった場合、職場全体に迷惑が掛かり仕事が遅れる、また、取引先からの信用を失うなど損失が大きくなるリスクがあります。
仕事が正確で遅い分には周りがフォローすることでバランスをとることも可能です。
そのため仕事をする際にも、速さよりまず正確さという部分を完璧にして、そのあとで速度を鍛えていくのがおすすめです。
5.正しい姿勢でタイピングする

5つ目は正しい姿勢でタイピングをするという方法です。
タイピングをするとき、自分の姿勢に意識を向けられているでしょうか?
これは意外とできていない人が多いです。私です。(笑)ちゃんとした姿勢で行わないとデメリットがあるので正しい姿勢を意識しましょう。
デメリットとは、肩がこる、手首が痛くなる、腰を痛める、首が痛くなるなど。
これらを防ぐためにも正しい姿勢を学びましょう。
正しい姿勢とは?
上記の6つを意識することでタイピングがしやすく疲れにくい姿勢をとることができます。
そうすることで長時間のタイピングに耐えられる状態になります。
結果的に長くタイピングの練習を行うことができ、上達のスピードも早まるでしょう。
この姿勢はタイピングの仕事をする際にも応用できるのでぜひ取り入れてくださいね。
6.パソコンスタンドを使う

6つめの方法として、パソコンスタンドを使うという方法があげられます。
ちなみにあなたはパソコンスタンドというアイテムを知っているでしょうか?
パソコンスタンドというのはパソコンの下に入れることでパソコンの高さや角度などを調節できる便利アイテムです。
パソコンの角度を変えることでタイピングにもいい影響があるんですよ。メリットはこの3つです。
- キーボードに角度が付きタイピングしやすくなる
- 画面の高さが変わり姿勢が良くなる
- 放熱性が上がりパソコンのパフォーマンスが上がる
一方でデメリットは以下の通り。
- 買うのにお金が必要
- 荷物が少し増える
上の二つのデメリットを許容できる方は絶対持っておくべきアイテムだと思います。
どのような商品を買うべきかですが、ある程度値段が高めのものをお勧めします。
理由は簡単で、私が調べてみた範囲では安いものだと角度を変える機能しか搭載されていないものばかりだったんですよね。
できればパソコンの画面を高くしたいというのもあるんですよね。なので姿勢を良くする恩恵を受けたい方は高さ調節ができるのを買うべきです。
安物買いの銭失いも避けられますからね。一応私のおすすめを紹介しておきます。参考程度にどうぞ。
![]() | 価格:5,299円 |

一応ですが、パソコンスタンドは100均で購入することも可能です。
もしパソコンスタンドが自分に合うか不安だと思う方は一度100円のパソコンスタンドでお試しをしてみるのもいいかもしれません。
ただ、時間は大切ですので商品選びに時間を使いすぎないようにしてタイピングの練習に時間を使いましょう。
ということで、6つめはパソコンスタンドを使うという方法でした!
7.なるべくキーボードを見ない

七つめの方法は,なるべくキーボードを見ずにタイピングするというものです。
あなたはタイピング練習の時キーボードを見ながら入力をしていませんか?
もしもあなたがキーボードを見ずにタイピングしているならば、次の方法に進んで構いません。でもキーボードを見て入力をしているならば、少し読み進めてみてください。
ここで残念なお知らせです。キーボードを見ながらタイピングをしている方はタイピングがあまり速くなりません。
キーボードを見ながら超速タイピングができる人はいないとは言い切れませんがキーボードを見て入力をする場合画面とキーボードの両方を交互に見ながら作業をしていることになります。
それでは目が疲れやすくなってしまうでしょう。
それに文字を打って画面を見てちゃんと入力できてるか確認して、というように2度手間感がありますよね?
なのでタイピングをするにもタイピングを使う業務をするにしても画面を見ないタイピング、タッチタイピングを行う必要があるのです。
タッチタイピングは慣れないと大変に思うかもしれませんが、日々練習することで自然とできるようになっていきますので自分だけは絶対にできないと絶望する心配は全くありません。
実際私もパソコンを触り始めた超初心者の時は、キーを一つ一つ確認しながら打っていましたし、それをしてもまだミスがあったくらいです。
自分のセンスの無さに絶望しましたよ。(笑)
しかし、今ではタッチタイピングはできるようになりましたし、ミスタイプもかなり減っています。
そんな私がタッチタイピングをできるようになった方法を段階的に説明していきます。
タッチタイピング練習の流れ
この6つの段階を踏みながら日々鍛錬を重ねることで確実にタイピングの速度は上がっていきます。
一番大事なことは毎日5分でもキーボードに触ることです。
最低限これを押さえておけば今よりもタイピングが速い人間になることができるでしょう。ただ、やり方を知って満足はしないでください。ちゃんと行動して練習を重ねましょう。
絶対に行動してくださいね。
ということで7つ目はなるべくキーボードを見ずにタイピングするでした。
8.言葉を早く頭の中で処理する

8つ目の方法は言葉を早く頭の中で処理するというものです。
といってもなんだかイメージしにくいですよね。簡単に言うと文章を読み取る力【読解力(どっかいりょく)】といってもいいのではないでしょうか?
この力がなぜ必要かについてはタイピングをするときには、頭で言葉を理解する段階があるからです。
例えば画面に出てきた文字を入力する場合には一度その文字を理解して、頭の中で処理しなくては文字を入力することはできません。
また、自分の考えを打ち込んでいく場合にもその考えを一度整理して実際入力する文章を頭の中にイメージしなければなりません。
その能力が鍛えられていないと言葉の処理に時間がかかってしまい結果としてタイピングが遅れる原因になってしまいます。
なのでタイピングを速くしたい方にとって読解力を身につけることは重要な要素の一つになるわけです。
私も読解力についてはいまだに課題です。(笑)
また、本を読むことで読解力を鍛えることもできます。読書をする習慣をつけるのもいいですね。
ということで8つ目の方法は文字を読み取る力である読解力を上げるという方法でした。
9.寿司打を使って練習する

9つ目の方法は寿司打(すしだ)を使ってタイピング練習をするという方法です。
あなたはタイピングの練習ができるサイトがあることをご存じでしょうか?
でもなぜ寿司打をおすすめしているのかですが、単純に私がお世話になっているからという理由です。(笑)
正直なことを言えばマイタイピングでもいいし、ほかのタイピング練習ツールでも構いません。
寿司打のメリットをあげるとすれば寿司打はお寿司がテーマになっており、回転ずしの寿司が流れる前にタイピングをするというルールです。
なので、わかりやすいことと、流れる前に入力しなくてはいけない切迫感があることで速く打たないとと感じ、結果タイピングが速くなることにつながります。一種の締め切り効果みたいなものですね。
切迫感を利用してタイピング速度を鍛えることができる点においてとてもメリットを感じたため今回寿司打をおすすめさせていただきました。
ぜひタイピング練習の際には使ってみてください。寿司打はこちら→http://typingx0.net/sushida/
ということで9つ目の方法は寿司打を使ってタイピング練習を行うというものでした。
10.毎日パソコンを使う

最後のタイピング上達方法は、毎日パソコンを使うというものです。
すごくシンプルですよね?しかし、これが最強。シンプル・イズ・ベストなのです。
そもそもの話、毎日パソコンを使っている人であれば、自然とある程度のスピードでタイピングが行えるレベルまでなれます。
身も蓋もない話ですが、そういうものです。
スマホで考えてみてください。私もあなたもきっとスマホの文字をある程度のスピードで入力することができると思います。
これは、私たちが毎日スマホを使用し文字を打っているため自然と文字を打つ速度が上がっていったためであり、パソコンでも同じことが起こります。
だから、毎日パソコンを使ってください。毎朝キーボードを打ってください。その継続があなたの力になり、タイピング速度の向上につながります。
そこからさらにタイピング力を極めるもよし、ほかの分野に注力するもよし。
タイピングはあくまでパソコンを使うための通過点です。そのことを意識して毎日パソコンを使うことができればタイピングの速度は自然についてきます。
なので是非あなたも目的をもってパソコンを使うようにしましょう!
ということで最後の方法は、毎日パソコンを使うようにするでした!
今回は、私がタイピングを速くするために実際に行ってみて効果があった方法を10個紹介させていただきました。
これらの方法を実践していただくことであなたは今よりもっとタイピングを速く行うことができます。毎日少しずつでいいので確実に行動して結果を出していきましょう!
タイピングをするなら疲労にも注意
でも、長い時間パソコンに向かう作業をしてると、疲れます。
そのような場合にはオフィスチェアを新しいものに変えてみてはどうでしょう?
ゲーミングチェアは、体への負担を軽減するような設計がされているため、長時間のパソコン作業や、ゲームをする人に最適です。
初めてゲーミングチェアを購入する場合はジーティーレーシングが適度な価格帯でおすすめです。
良いゲーミングチェアを使えば疲れにくく快適にパソコンを使え、ゆったりとした空間でタイピングの練習ができますので、ぜひ一度使ってみてください。
ゼロから始めるパソコン生活ではパソコンに関する知識や悩みを解決する方法を記事にしています。興味があれば気軽に遊びに来てくださいね!お待ちしております。