- パソコン初心者だけどSSDについて理解したい
- パソコンの自作をしてみたい
- HDDとSSDの違いがよくわからない
パソコンのパーツでSSDって聞いたことはあるでしょうか?詳しい人ならまだしも、パソコン初心者の人は何のことかよくわからないでしょう。
でもSSDはパソコンのパーツの中でもパフォーマンスへの影響が大きいモノなので、ぜひ知っておいてもらいたいです。
しかしどのサイトを読んでもなかなか難しいのではないでしょうか?今回はそんな人のために、パソコン初心者が理解すべき、最低限のSSDの知識を解説します。
それではさっそく本題へ行きましょう!!
SSDとは?その役割は?
SSDの正しい読み方は、ソリッド・ステート・ドライブです。決してワザ名とかではありません。
ソリッドのS、ステートのS、ドライブのDで、略してSSD(エスエスディー)と呼びます。
以下の画像のような見た目をしています。(画像はサムスン製のSSD)

画像では分かりにくいですが、画像左上に向いている面にケーブルを差す穴があります。
また、パソコンでのSSDの役割は、「データの保存」です。食べ物(データ)を貯蓄(保存)する倉庫って感じのイメージですね。
データを保存するときはSSDの中にあるメモリーチップに電気的に読み書きをします。
同じ記憶装置であるHDDとは違い、データ保存時に物理的な動作はありません。つまり内部で部品が動いているわけではないです。
SSDの特徴
1.作動時に静か
SSDの特徴1つ目は、作動時に静かであるという点です。
SSDの役割の部分で述べたように、SSDには内部で動くパーツはありません。
そのため読み書きをするときに音が出ないのでうるさいと感じることが無いです。
HDDではデータの読み書きをするときにカリカリ音がするので「SSDの静穏性は良い」といえます。
2.物理的な衝撃に強い
SSDは比較的衝撃に強いです。「強い」というのは、例えば落とした時に壊れにくいということですね。
SSDが衝撃に強い理由は、構造的な問題と、重量が軽いことです。
SSDは構造上、HDDのように精密な部品が多いわけではありません。
そのためより精密なHDDより故障する可能性が低いというわけです。
また、SSDはHDDよりも軽いので落としたときの衝撃が少なくなります。
本体の重量が重くなれば重くなるほど落とした時の衝撃は大きくなるのでSSDはHDDより壊れにくいといえます。
3.1GBあたりの値段が高い
SSDはHDDと比べた時に、1GBあたりの価格は高めです。
HDDの解説をした記事でも述べていますが、同じ500GBのものでも約2倍くらいの価格差があります。
基本的にSSDはHDDよりも性能が良いので、まあしょうがないと言えばしょうがないですね。
値段が高くても、SSDを使うメリットは大きいので、私はSSDを搭載したパソコンをオススメします。
4.読み書き速度が高速
SSDはデータの読み書きが高速であるという特徴もあります。
どのくらいの差があるかというと、少なくとも2倍の速さはありますね。
私の持っているノートパソコンは、もともとHDDを搭載したものだったのですが、SSDに変えた瞬間にものすごく動作が速くなった思い出があります。
もしパソコンの自作をしてみたいという人がいましたら、予算が許すならばHDDではなくSSDを使うことをおすすめします。
5.消費電力は控えめ
SSDはHDDよりも消費電力が控えめという特徴があります。良く言えば省電力です。
ドスパラのサイトに電源電卓というものがあり、その電卓からHDD1つで24W、SSDは1つ3Wとされています。→ドスパラの電源電卓ページ
単純に考えるとHDDはSSDの約8倍の電力を使いますね。
なので電気代が気になるという人はストレージにSSDを搭載したパソコンを使うといいでしょう。
以上、今回はSSDとは何なのかをパソコン初心者にも分かりやすく解説させていただきました。
この記事の知識を抑えておくだけで初心者に最低限必要なSSDのことは大丈夫でしょう。
ゼロから始めるパソコン生活では、他のパソコンパーツに関する知識も超かんたん解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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読んでくれたあなたに最上級の感謝。