この記事はこんなあなたにオススメ↓
- パソコンを自作したいと思っている
- パソコン初心者である
- DTMに興味がある
- パソコンを使って曲を聴くことが多い
パソコンはさまざまな作業ができますよね?
調べ物をしたり、ゲームをしたり、書類を作ったりなど。
それ以外にも、映画を観たり、音楽を聴いたりなど、本当にたくさんあります。
そして、特に映画、動画、音楽、ゲームなどにおいては音がどうかで結構違いますよね?
そこで今回はパソコンの音に大きな影響があるサウンドカードについて、パソコン初心者の人に分かりやすく解説させていただきます。
それでは本題へ。
サウンドカードとは?
サウンドカードとは、高音質な音を出すことができるパソコンの拡張カードです。
一般的な見た目は、以下のリンクのような見た目になります。↓
![]() | クリエイティブメディア ゲーミングサウンドカード ハイレゾ音源対応 Sound BlasterX AE−5 Plus SBX-AE5P-BKA |

ザックリいうと、良い音が出せるパーツですが、音を出す以外の機能もあります。その例としては、バーチャルサラウンド機能です。
バーチャルサラウンド機能を使うと、音を立体的に聴くことができるようになりますよ。いわゆる立体音響というやつですね。
どんな人に必要なのか?

サウンドカードは、どんな人が使うものなのでしょう?
そもそも最近のパソコンは、マザーボードのオンボード機能(マザーボードにあらかじめ備わっている機能)によって音を出すことはできます。
そう考えると、普通にパソコンを使っているだけの人はサウンドカードなんて必要なさそうに感じますよね。
まぁ、正直その通りで、最近はオンボードといえども進化しており、なかなかの音が出るようになっていますからね。
しかし、それでも音に一切の妥協も許さない人種がいるんです。
それがDTMなどで作曲をしたり、パソコンを使っての音楽鑑賞が趣味になっているような人です。(少し偏見もあるかも)
そりゃあ音を扱うプロだから、音が良くなるのならサウンドカードでも高級ヘッドホンでも使いますよね。仕事道具ですから。
それ以外にも、今よりもっと良い音で映画が見たい、ゲームがしたいという人も使うメリットがあります。
そのような、特に音に関心のある人たちがサウンドカードを使う必要があるといえるでしょう。
サウンドカードの種類

サウンドカードには、大きく2種類のタイプが存在します。
1つ目は、デスクトップパソコンの拡張カードである、内蔵タイプのサウンドカード。
デスクトップパソコンようなので高性能なものもあります。一方でマザーボードに差し込むためノイズの影響が出てきます。
![]() | クリエイティブメディア|CREATIVE サウンドボード [PCI Express] Sound Blaster Audigy Rx SB-AGY-RX[SBAGYRX] |

2つ目は、USBなどで接続する、外付けタイプのサウンドカードです。マザーボードに差し込むわけではないのでノイズの影響はないですよ。
また、USB端子があれば接続できるため、ノートパソコンで使う場合は外付けタイプを使います。
![]() |

サウンドカードの使い方としては、①BIOS設定の「統合周辺機器」という項目から、オンボードサウンドの使用をOFFにする②マザーボードのPCI-Expressにスロットに差し込む③サウンドカードのヘッドフォン出力端子にプラグを刺して音楽を流す
内蔵タイプのサウンドカードの場合、以上の手順で使うことができますよ。
外付けタイプのサウンドカードの場合は、①パソコンのUSB端子にサウンドカードのUSBケーブルを接続する②ヘッドフォン出力端子にプラグを刺して音楽を流す
もし、これでうまく動作しなかった場合、BIOSのオンボードサウンドのOFFを試してみてくださいね。
サウンドカードのサラウンド機能とは?

サウンドカードに搭載されているサラウンド機能というのは、音を立体的に聞くことができるようになる機能です。
使う際には複数のスピーカーが必要になりますが、迫力と臨場感があるため音楽鑑賞の他にもゲームをするときにも効果的です。
また、サラウンド機能はすべてのサウンドカードに搭載されているというわけでは無いので、購入前にしっかり確認しましょうね。
サウンドカードのch(チャンネル)数

サウンドカードには、ch(チャンネル)数というものがあります。よく見モノとしては、5.1chや7.1chなどです。
このch数はザックリ言うと、何個のスピーカーに対応しているか?を表します。
詳しくは解説しませんが、スピーカーが一つの場合は1ch(モノラル)、二つの場合は2ch(ステレオ)、二つのスピーカー+低音用のウーハースピーカーの場合は2.1chという感じになります。
より高品質な音を楽しみたい人は、対応ch数が大きいものを選びましょう。
ただ、最近ではマザーボードに搭載されているサウンド機能でも7.1chに対応していますので、ここに関してはそこまで気にする必要はなさそうですね。
サウンドカードのS/N 比

サウンドカードを選ぶ際に大事な要素の一つがS/N 比というものです。この値が高いほど音楽を聴くときのノイズが少なくなりますよ。
S/N 比はSがシグナル(信号)で、Nがノイズ(雑音)を表します。S/N比を表す単位はdB(デシベル)ですね。
つまり、30dBよりも60dBの方が雑音が少ないといえます。
先ほど紹介した7000円くらいのサウンドカードでも、S/N比は106dBと十分高いのでめちゃくちゃ安いものを買わない限りは心配なさそうです。
念のためもう一度載せておきますのでよければ参考にどうぞ。
![]() | クリエイティブメディア|CREATIVE サウンドボード [PCI Express] Sound Blaster Audigy Rx SB-AGY-RX[SBAGYRX] |

以上、今回はサウンドカードについてかんたん解説をさせていただきました。かんたんとはいっても英語や数字が出てきて少し難しいかもしれませんね。
ただ、押さえる部分はそんなに多くないのでどうにかなるのではないかなと思いますよ。ぜひ、あなたに合ったサウンドカードを選び抜いてください。
この記事があなたの参考になったら幸いです。
ゼロから始めるパソコン生活ではパソコンの知識を解説しています。パソコンの初心者向けにパソコンパーツの超かんたん解説もしているので、興味があれば見てみてね。
CPU|CPUクーラー|メモリ|マザーボード|ストレージ|HDD|SSD|M.2SSD|電源ユニット|グラフィックボード|PCケース
読んでくれたあなたに最上級の感謝。