- メモリについて知りたい
- パソコンの最低限の知識を知りたい
- パソコンを自作してみたい
パソコンのパーツの一つであるメモリー。そんなメモリーについてどれだけ知っているでしょうか?
今回はパソコンの初心者が理解しておいてほしい知識を超簡単に解説したいと思います。
それでは早速ですが、本題の方に進んでいきましょう!
(普段私はメモリーをメモリと呼んでいますが、今回の記事内ではあえてメモリーと表記しています)
メモリーの役割とは?
まず、メモリーの役割を簡単に説明します。
メモリーは、パソコンなどで「データを一時的に保存する」役割を持っています。
ここで重要なのが、一時的という部分です。長期的に保存する場合にはハードディスクという倉庫のような場所に保存するからです。
メモリーはよく、作業机に例えられます。
読書をしているときにトイレに行こうとして、読んでる本を机に置いておくイメージですね。
トイレから戻ったら途中から読書を再開できます。そのような短期的な状態を保存しておくのが、メモリーの役割です。
メモリーの見た目
次にメモリーがどんな見た目をしているかを紹介します。
メモリーは以下の画像のような見た目で、デスクトップパソコン用と、ノートパソコン用で形が違っています。
デスクトップパソコン用↓

ノートパソコン用↓

色は緑から黒や赤、光るものまで様々ですが、基本的には緑がメジャーです。
メモリーは、マザーボード(基盤)に刺さっています。
以下の画像のように、マザーボードにあるメモリスロットという差込口に差してありますね。

メモリーの規格
メモリーというパソコンパーツには、規格が定められています。
この規格はパソコンによって違っていますので、対応する規格以外のメモリーを使うのは避けた方が良いです。というか使えません。
メモリーの規格ですが、DDRというものでデスクトップ用にもノート用にもあります。
メモリーによって、DDR3とかDDR4など違っており、基本的には、DDRの後ろの数字を注目するようにしてください。
パソコンを自作したい人は、マザーボードに対応するメモリーの規格が書いてあるので参考にしてください。
ノートパソコンのメモリーを増設、交換したい人は、メモリ交換の前に確認すべきことを解説した記事がありますのでぜひ参考にしてください。
また、メモリーにはデータ転送速度が定められています。2666MHzとか3200MHzのように表記されています。
データ転送速度までしっかり調べると大変なので、「数値が大きいほど速い」と理解してくださいね。
搭載メモリの確認方法
次にあなたの使っているパソコンのメモリーを確認する方法を解説します。
①まず、デスクトップ画面で検索窓を開きます。
②検索窓に、「タスクマネージャー」と入力。
③出てきたアプリを開くと小さいタスクマネージャーの画面が表示されます。
④左下の詳細という部分を押すと、少し大きめの画面が表示されます。
⑤画面上部の「プロセス」となっている項目を「パフォーマンス」に切り替えてください。
⑥「メモリ」を選択すると、あなたのパソコンのメモリーの状態が確認できます。
メモリ画面では、画面の右上の数字(~GB)がパソコンのメモリー容量です。
速度という項目からデータ転送速度を確認できます。
※より詳しい内容、規格の確認方法はこちらの記事で確認できますので、参考にしてみてくださいね。
デュアルチャネルについて
パソコンにメモリーを搭載するときに、1枚ではなく2枚以上さす場合があります。
そのようなときに知っておいた方が良いのは「同じメモリーを使う」ということ。
同じメモリーを使うことには理由があります。速度が少し速くなるからなんです。
同じ規格の同じ容量のメモリーを搭載して、通信速度を上げることをデュアルチャネルといいます。
例えば同じ16GBのパソコンを使う場合でも、8GBのメモリーを2枚さした方が、16GBを1枚さした時よりも高速になります。
基本的にメモリーは同じものを2枚セットで売っていることが多いので、そこまで気にする必要はありません。
今回はメモリーとはどんなものなのかを超簡単に解説させていただきました。この記事があなたの参考になれば幸いです。
もしも今メモリーの不足に悩んでいる場合、対処方法を解説している記事がありますので、参考にしてみてください。
メカニカルLaboでは、他のパソコンパーツに関する知識も超かんたん解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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読んでくれたあなたに最上級の感謝。