この記事はこんなあなたにオススメ↓
- 自作パソコンを組んでみたい
- 初めてのパソコンが欲しい
- マザーボードの購入を考えている
- マザーボードの選び方を知りたい
自作パソコンを作るうえでいろいろなパーツが必要になりますね。
そして、それらのパーツをまとめる重要なパーツである、マザーボード。
マザーボードはパソコンの基盤であり、他のパーツの橋渡しを行います。
自作パソコンを組むうえでも必須のパーツなので、必ず買う必要があります。
でも、パソコン初心者の人はどんなマザーボードを選べばいいかよく分からないかと思います。
なので今回は、パソコンの自作が初めての人に向けて、どんなマザーボードを選べばいいかをざっくり解説させていただきます。
流れごとに解説するので、解説している順番で実行すれば理想のマザーボードが見つかるでしょう。
それでは本編へ!
マザーボードの選び方の流れ
以下では、マザーボードの選び方の流れを1つずつ解説します。ザックリなのでそれほど身構えず、楽しんで読んでくださいね!
①使うCPUに対応したソケットのものを選ぶ
まず1つ目に、あなたが使うCPUに対応したソケットのマザーボードを選びましょう。
ソケットというのはCPUを取り付ける部分で、CPUによって対応するソケットが違います。
つまりはCPUのソケットに合っていないマザーボードは使えません。
なのでCPUとマザーボードのソケットが対応しているかは1番重要な確認事項とも言えますね。
CPUソケットは、LGA1200や1700のように表記されていると思いますので、CPUのソケットとマザーボードのソケットが一致しているか確認しておきましょう。
そもそも使うCPUが決まっていない人は、こちらの記事でCPUの選び方を解説しているので参考にしてみてくださいね。→【流れで解説】CPUの選び方
②フォームファクタ(大きさの規格)を選ぶ
2つ目に、マザーボードのサイズを選びましょう。フォームファクタなんて言葉は覚えなくても大丈夫です。
大きさの規格は、PCケースによって変わります。あなたが組み立てたいパソコンの大きさがどれくらいかで決めると良いでしょう。最初にサイズを決めた方がなにかと楽ですよ。
サイズの規格には、一番大きくて拡張性が高いATX、ATXより少し小さく拡張性は低めのMicroATX、一番小さく装備も最低限のMini-ITXがあります。
とりあえずはこの3つのうちから自分が欲しいパソコンのサイズを選びましょう。サイズを選んだら対応するマザーボードを選ぶと良いでしょう。
ここまでで、マザーボードのCPUソケットと、サイズの規格を絞り込めましたね。
③チップセットを選ぶ
3つ目にマザーボードのチップセットを選びます。
チップセットは、CPUやメモリなどがデータの転送をする際に使われます。良いチップセットを使えば転送速度の向上し、処理速度が上がります。
チップセットには主に4種類あり、高性能のものほど価格も高いです。
チップセットに関しては、コチラの記事で詳しく書いているので参考にしてみてください。→高いマザーボードと安いマザーボードの違い
ようは、CPUのi3とかi5みたいな違いと考えても大丈夫です。
④無線LAN・Bluetoothに対応してるか
4つ目に、購入しようとしているマザーボードに無線LANやBluetooth機能があるかを確認しましょう。
もしもあなたが、「パソコンを有線LANでWi-Fi接続するし、Bluetooth機器も使う予定が無い」という場合、④は飛ばしてしまって構いません。
しかし、パソコンをLANケーブルを使わずにWi-Fiを使いたい場合や、BluetoothマウスやBluetoothキーボード、Bluetoothイヤホンを使いたい人はあった方が良い機能です。
仮になくても後でアダプタを買えば使えるようになりますが、二度手間になるので最初からその機能を持つマザーボードを買った方が良いと思います。
調べる方法としては、例えば価格.comのサイトなら、マザーボードで調べ、マザーボードのスペックを確認しましょう。
「ネットワーク」の部分に無線LANの通信規格(11a/axなど)とBluetoothに〇が書いてあればOKです。
⑤その他の拡張性や機能
最後は、今まで解説した以外の機能や拡張スロットが十分かを確認しましょう。
正直、初めてパソコンを自作する人はここまでこだわる必要はないと思います(笑)
それでも、「妥協したくない」という人は⑤もぜひ読み進めてみてください。それ以外の人はとりあえず④までで十分かと思いますよ。
それでは、特に確認してほしい機能をあげていきます。
- メモリスロットの数
- 最大メモリー容量
- PCI-Express16Xの数
- DisplayPortとHDMIPort
- USBポートの数
以上の5つです。
メモリスロットはメモリを刺す部分、最大メモリー容量は、パソコンに搭載できる最大のメモリ容量です。
ただ、メモリ容量は最大まで使うことはそうそうないのでそこまで気にしなくていいです。
PCI-Express16Xは、パソコンに拡張カードを刺す部分です。グラフィックボードやサウンドカードを使う人は要確認です。
ゲームをする人、DTM(パソコンで作曲)をする人、動画編集をする人などはおそらく拡張カードが必要になるでしょう。
DisplayPortやHDMIPortは、パソコンとモニターをつなぐケーブルの種類です。すでに使うモニターが決まっている場合、モニターにどのケーブル端子があるかを確認してください。
その端子に対応したマザーボードを選びましょう。
USBポートは、様々な外付け機器をつなぐために必要です。有線のマウスやキーボードがそれにあたりますね。
パソコンを使っていると、USBポートはけっこう使うので「必要十分か」を確認しましょう。
以上、マザーボード選びの流れ5つを解説させていただきました。
組み立てが面倒な人はBTOパソコンがおすすめ
パソコンを自作するというのは楽しいですが、それなりの時間と手間がかかります。
「自分だけのパソコンが欲しいけど、わざわざ自作するのは面倒だな」という人は、BTOパソコンを購入するのがおすすめです。
BTOパソコンは自分で構成を選択して、完成品を送ってもらう購入方法です。
購入の流れは①基本モデルを選んで②パーツをカスタマイズ③支払い情報を選択するだけなので簡単です。
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ゼロから始めるパソコン生活ではパソコンの知識を解説しています。パソコンの初心者向けにパソコンパーツの超かんたん解説もしているので、興味があれば見てみてね。
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読んでくれたあなたに最上級の感謝。